さて、本当は旧年中に書きたかったのですが、飛行機が悪天候にて遅れまくって、
なんとか家に帰ってきた状態だったので、年を越してしまいました。
というわけで、皆様新年明けましておめでとうございます。
旧年中はストライクウィッチーズに並々ならぬご愛顧を頂き、本当にありがとうござい
ました。
2003年から続けてきたこの作品も、昨年やっと高村監督以下、多くのスタッフのおか
げで大変すばらしい作品に成長して、感無量です。
これは本当に、高村監督、島田フミカネさん、そして他の多くのスタッフと多大なるご
支持を賜ったお客様の皆様、それに信頼して下駄を預けて下さった安田さんをはじめ
とする角川書店様他、お金を預けていただいた出資者様のおかげです。
そして、今年もストライクウィッチーズはまだまだ続けていきたいと思っております。
まずは、ファンブックが新年早々に準備されておりますが、他にも出来る限り早くに、
新しいご報告が出来ればと思っています。
まあ、それには色々戦う必要があるとは思いますが。
ストライクウィッチーズのポリシーは、「自腹でやる」というのがこの状況になっても変わ
らないようですが、だったらとことんまでみんな自腹で戦ってみようと楽しんでいます。
でも自腹でやる、といっても、出資者様のご協力がなければ僕達は戦えないというか、
せいぜいがんばれる範囲は取材費やHP、そして同人誌までですから。
某社のPに出してくれといわれたから、アフ魔女シリーズは続けますけど、あれ以上の
出資はやはり個人では無理ですしね。
結局どれだけ部数が出ようとも、アフ魔女は自分自身にとっては、お金を貰っていない
というのを横においても赤字ですから。
でも、そんな些細な事は横において、あの世界観が広がるなら、もっと色々な人に知っ
ていただきたいと思いますし。
アニメ業界においてオリジナルを作るのがどれだけ難しいかをずーーーーーーっと体感
している身としては、これで多少でもオリジナルが作りやすくなればと常々思っています。
この業界に身を投じてから、ずっとオリジナルだけでやってきましたが(ラインバレルは、
はじめての原作つき作品ですね。一応ウィッチブレイドが原作ありといえば原作ありです
けど)、これを機にもっとオリジナルが増えてくれればと思っています。
もちろん原作ものは大事だと思いますし、それを上手にアニメ化してもっと面白くするの
は必要で、原作サイドにも幸せなことだと思っていますが、それは僕の仕事ではないで
しょうし。
うらやましいですよね、素敵な原作と素敵なクリエイターが出会った瞬間って。
そんな作品を作りたいですし、できればそれはオリジナルで作ってみたいと思います。
でも、まずは皆様に喜んでいただける作品になれば、と思っています。
残念ながら私のスキルはまだまだ低いですし、頂いている皆様からの感想も、私個人
に対しては、とても芳しくありません。
わざわざメールを送ってくださるようなありがたい意見を下さる方も、芳しくないものばか
りで、そこは耳が非常に痛いです。
客観的に見て、多分そうなんだろうなと思いますし、そこは反省すべき点だと思ってい
ます。
そんなこんなで、新しい年になりましたが、ストライクウィッチーズはまだまだ色々続け
ていこうと思っています。
新たな報告をできるだけ早くに皆様に出来ればいいな、と思っています。
それでは、本年も宜しくお願い申しあげます。
Recent Comments